BRレガシーDIT、試乗レポート
2012/07/15前回にブログ記事「SHフォレスターリコール#2」で修理作業中に代車を借りていたんですが、TELで予約入れた時に「代車はレガシ-ワゴン」と聞いてましたので、てっきり今の前モデルBPレガシーツーリングワゴンだと勝手に思っておりました。実際にディーラへ行ってみると、BRレガシーツーリングワゴンだったので、急遽 試乗レポートをお届けします。
ターボの印、ボンネットにエアインテークがあります。
後ろから見ると、DITの文字が光ります。
営業マンが持ってきた代車。ボンネットにエアインテークが付いてたので、BR9の2.5Lスクロールターボだと思ってたら「DBA-BRG」でDIT。2Lの直噴ツインスクロールターボ(DIT)。おそらく代車が空いてなく1日だけだったので試乗車のDITを貸してくれたのだろうと。
早速、乗ってみました。
メーターはかなり進化を感じる。真ん中の上部には燃費補助。中央から右に振れると緑色の棒グラフでプラス(平均燃費より良い状態)、左に触れると黄色の棒グラフでマイナス(平均燃費より悪い状態)。当然のことながらアイドリング時にはいちばん左のマイナス。その下はギアのシフト状態、その左がSIドライブの状態を表示。写真は「I」なのでインテリジェントモード。エンジンが燃費寄りの状態。
ハンドルにいろんなスイッチが付いていて慣れればどうってことなさそうだけど、初めて乗るクルマなら、ごちゃx2していて見苦しい。ハンドル左下についているスイッチが何かよくわからなかったです。
ヒルホールドスイッチも付いている。ONにした状態で上り坂でクルマを停車させた際には自動的にパーキングブレーキが作動。
エアコンのスイッチ類は使いやすい。シフトノブはC型以前と同じく短い。
C型以前はシフトノブ下にSIドライブのダイヤルスイッチが付いていたけど、ハンドル右側部分に移動。信号などで止らなければSIドライブの設定を変えにくかったはず。これで自由にどこでも変更できてドライブも楽しくなりそう。電動パーキングブレーキもC型以前はダッシュボード右に付いていた。パワ-ウインドウのスイッチと同じく手前に引くとブレーキがかかって、押すと解除。発進時は、アクセルを踏むだけでパーキングブレーキを解除。
見晴らしもよく、見切りもよい。SHフォレスターXTよりもターボのエアインテークはあまり気になりませんでした。
左側も同じ。見切りがよい。
肝心なドライブフィール。乗り心地は愛車SHフォレスターA型よりも固め。乗り心地は愛車のほうがよかったように思う。SHフォレスターはA~C型すべてサスペンションの設定が変えられているため、あくまで参考程度に。
エンジンフィールは・・・8割くらいはI(インテリジェンス)モードで走った。もちろんドッカンターボ的な感じではなく、3.5L自然吸気エンジンのような穏やかでスムースな加速。アクセルを一度ゆるめて再加速時、1500rpmくらいで少しもたつく感じがありました。それはエンジンのせいではなく、SIドライブをIモードに入れていたため。Sモードに入れると、それはなくなる。さらにS#モードに入れると、2500rpmからは怒涛の如く加速していく。CVTのリニアトロニックがかなりスムースで違和感まったくなし。
上記の写真のところでも書いたように、ボンネットの見切りはよかった。ボディーサイズ全長×全幅×全高(mm)4790×1780×1535のBRレガシーツーリングワゴン。4560×1780×1675のSHフォレスター。全長はSHフォレスターよりも230mm長いBRレガシーツーリングワゴン。自宅の駐車場に入れる時、(愛車でもギリギリなので)かなり気を使った。室内長×室内幅×室内高(mm)2190×1545×1230はレガシーツーリングワゴン、2000×1520×1290はフォレスター。車幅は変わらないのに室内幅が25mm長いだけなのに、かなり広々と感じたので、なぜか車幅まで広くなったように感じて、運転にまで気を使わないといけないように思った。
全体的な感想はSHフォレスターはBRレガシーツーリングワゴンは別物であり、インパネまわりも質感があり、車格は上(あたりまえか)。通勤が主な使い方の自分にはボディーが大きすぎるばかりか、DIT(2L直噴ツインスクロールターボ)はオーバースペック。
次期フォレスターがどこまで車体が大きくなるのか現時点では不明ですが、これ以上 全長が長くなれば少し考え物だなと思いました。でも自分はSHフォレスターが好きで、整備が終わって返ってきて運転して帰ってくる時、少しホっとする自分がいました。